サントリー「白州」の味わいを英語で表現できるようになりたい。

ウイスキー

 「山崎」と並んで海外のお客様への知名度が高い「白州」を説明できるように、いくつか英単語をピックアップしていきます。こちらも海外のお客様から、カウンターで注文時によく質問されるので非常に苦労した記憶があります(笑)どんな味わいのウイスキーなのかだけでも当時英語で説明できてたら…なんて後悔がありますので、今回も私の勉強も兼ねて紹介していきます。

白州とは

 山梨県北杜市に位置する白州蒸溜所。約82万平方メートルもの広大な森に包まれています。標高およそ700mと世界でも稀な森の蒸留所として知られています。山崎蒸溜所が建設に着手してから50年後の1973年に設立されました。

南アルプスの天然水を仕込み水に、白州蒸溜所で生まれたモルト原酒だけでつくるシングルモルトウイスキーです。

このような環境でつくられた白州はほのかなスモーキーさを感じさせつつも、森を思わせるさわやかな味と香りで世界中のウイスキー愛好家を魅了しています。

森林をイメージした画像です。本物の場所ではございません(汗)

「白州に関する例文」

Suntory Single Malt Whisky Hakushu is the fresh and gently smoky single malt whisky.

「サントリーシングルモルトウイスキー「白州」は、フレッシュで優しくスモーキーなシングルモルトウイスキーです。」のような感じでしょうか。

There is a light smoke and peat taste which is usually undetectable in most japanese whiskies. But the freshness of herb and citrus notes cut through for a clean, refreshing flavour.

↑こちらは実際に使ってみたい表現がたくさん入っていますね!とても勉強になります

undetectable:検知できない 発音[アンディテクタブル]

refreshing:気分をすっきりさせる 発音[リフレッシング]

こうやって見てみると「白州」のイメージを伝えるには、「軽いスモーキーさ」「(ハーブのような)フレッシュさ」あたりがキーワードになりそうですね。

Hakushu Forest Highball(白州ハイボール)

Hakushu Forest Highball を紹介している海外の記事を見つけました。日本では定着していた文化ですが、海外にも発信されているんですね。しっかりミントも添えられています。こちらもとても勉強になります。

(※白州には通常のハイボールにミントを添えたスタイルもよくみかけます。)

This refreshing highball cocktail is made with Suntory Hakushu, a lightly peated single malt whisky from japan. The mint emphasises the crisp, fresh, green taste of the whisky, for a surprisingly light drink.

白州ノンエイジ

香り:すだち、ミント

すだち⇒(学名)citrus sudachi

※すだちはわかりずらいので、「sharp citrus fruit (すっぱい柑橘系のフルーツ」などと説明したほうがいいかもしれませんね。

味わい:軽快でさわやかな口当たり、ほのかな酸味を感じるすっきりさ

※さわやかは「rifreshing taste」あたりがニュアンス的には合うでしょうか。

味わいは少し抽象的な表現なので、香りの「すだち」と「ミント」をしっかり伝えられればいいかなと思います。あとは軽いスモーキーさまで言えたらGOODなのではないでしょうか!!

白州12年

しばらく販売されていなかったですが、2021年3月頃に再販売されましたね。さっそくすごい人気です!

テイスティングノートは「さわやかな新緑の香りと果実香に、甘く柔らかなスモーキーさが漂う。フルーティーでコクがあり、キレのよい味わい」となっています。

香り:若葉、青りんご、ジャスミン

青りんご⇒green apples

※日本語では青ですが、英語では緑ですね。日本語は信号機など緑に近い色も青で表現してることがありますので、その違いが面白いですよね。

ジャスミン⇒jasmine  発音[dʒǽzmin]

※発音はジャスミンというよりジャズミンという発音に近いそうです。

味わい:ふっくらとした甘み、クリーンな味わい

白州ノンエイジではすだちのような酸味のある味わいが表現されていましたが、12年になると青りんごに変化してましたね。熟成期間が長くなった分、甘さがまして青りんごに表現されたのでしょうか。ミントもジャスミンに変わってて面白いですね。

おわりに

 よく「山崎」と「白州」の味の違いを聞かれるので、それぞれの特徴となる英単語を覚えておくと、いざというときに役立つかもしれませんね。日本ではソーダ割りで白州を飲む文化もあるので、そういったことも伝えられたらかっこいいですね。白州のソーダ割りは個人的にも好きな飲み方なので、こういった文化も今後は伝えられるように勉強していきます!

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