Ardbeg【アードベッグ】の味わいを英語で表現できるようになりたい。

ウイスキー

 世界中でもファンが多いアイラモルトの「アードベッグ」の味わいを英語で表現できるワードをピックアップしていきます。スコットランドのウイスキーですので、アードベッグを英語で説明する機会はそこまで多くないと思いますが、他の銘柄と比較する際に知っておくと便利なワードは覚えておきたいですよね!

 っていうことで、今回はアードベッグについて英語でお勉強していきましょう!

Ardbeg【アードベッグ】とは

 アードベッグとはゲール語で「小さな丘(岬)」という意味です。アードベッグ蒸留所は、アイラ島南部の海沿いの小さな岬に1815年に設立されました。

 アードベッグは、麦芽に焚き込むピートの度合いが55~65ppmとアイラモルトの中でも最も高く、ヨード臭やスモーキーフレーバーが特徴です。

Ardbeg is one of the (ten) distilleries still present on the island of Islay, in the northwest of Scotoland. It’s one of the oldest and famous ones.

※近年は新しい蒸留所がいくつか増えていますので、カッコで囲ってます。

「アードベッグはアイラ蒸留所の中では古くて有名な蒸留所ですよ」っといった感じの文章でしょうかね。きっと(笑)アードベッグとラフロイグがアイラ島の中では同じくらい古い蒸留所だったと記憶しています。一番古いのはボウモア蒸留所です。

Ardbeg TEN years old【アードベッグ10年】

香り:海を思わせるヨード香、燻製魚、炭火焼きコーヒー、柑橘系の果実の香り。チョコレートとトフィーの甘さやシナモンスパイス。薬品のようなフェノールの香りが魅力的に絡み合う。

ヨード⇒iodine 発音 [ áiədàin ] [アイアダイン、アイオダイン]

iodine usually goes along with the smoke and medicinal tastes typical of Islay Scotch. Laphroaig is probably the most iodine and medicinal of the malts.

↑このようなヨードの説明の仕方もありました。(最後の方はラフロイグについてになっていますが)

燻製魚⇒smoked fish

炭火焼きコーヒー⇒charcoal roasted coffee

柑橘系の果実⇒citrus fruits

チョコレート⇒chocolate

トフィー⇒toffee

※イギリスの伝統的なお菓子。バターと糖蜜または砂糖を加熱してつくる。甘くてサクサクした食感が魅力的。

フェノール⇒[名]phenol 発音[ fíːnoul ] [フィノーウル]

(ウイスキーではphenolsと複数形で使われることが多そう。)

フェノール⇒[形]phenolic 発音[ finɔ́lik ] [フィノリク](フェノール性の[に関する])

味わい:少しピリッとした刺激があり、その後重厚感が現れ甘美な味わい。フィニッシュはドライ。たばこの煙とエスプレッソコーヒーのフレーバーとともに、深みのあるピート香が口いっぱいに広がる。

甘美(甘味)⇒sweet

※甘美とは、味が程よく甘くて、うまいこと。また、そのさま。日本語は奥深いですね。英語のスウィートにも幸福感をもたらしてくれるよい味覚というニュアンスもあるそうですよ。

ドライ⇒dry

※甘口ではないという表現です。

たばこの煙⇒cigarette smoke

エスプレッソコーヒー⇒espresso coffe

ピート(泥炭)⇒peat

Peated whisky is given a smoky flavour by compounds which are released by the peat fires used to dry malted barley. The Length and intensity of exposure to the peat smoke dictates the strength of this flavour as do the characteristics of the peat itself.

↑こちらはピーテッドウイスキーについて説明しています。ご参考にどうぞ!

Sweet vanilla counterbalanced with lemon and lime followed by that surging Ardbeg smoke.

↑ アードベッグ10年の味わいの表現の仕方の別の一例です。個人的にはこちらだとわかりやすくてしっくりきます。この例文ではアードベッグの甘さをバニラに表現してますね。これなら私でもインプットできそう(笑)

Ardbeg WEE BEASTIE

 こちらは日本では2020年7月に新定番商品として発売された、「アードベッグ ウィー・ビースティー5年」です。近年、他の蒸留所からも若い年数のアイラモルトが販売されていますね。特徴としては、若い年数ならではのパワフルさにあるのではないでしょうか。

スモーキーなウイスキーでは熟成期間の経過とともに、スモーキーさが溶け込む傾向にあるそうで、熟成年数の若いウイスキーほど、スモーキーさが際立つと言われています。

 ウィー・ビースティーはバーボン樽とオロロソシェリー樽で熟成なので、パワフルさの中にも甘さがあるウイスキーですね。

定番商品とのことなので、発売当初はウィー・ビースティーは品薄状態が続きましたが、これから徐々に安定してバーなどにも入ってくるので、アードベッグTENとの味の比較を英語で説明できるといいですね。

おわりに

 アードベッグの特徴のスモーキーさピーティーさ甘さの単語を最低限覚えておけば、初めて飲む方にも少しは味わいが伝わるかなと思います。アードベッグはアイラモルトの中でもフェノール値(ppm)が高いウイスキーなので、他のアイラウイスキーと比較するときの比較対象にしてもわかりやすそうですね。

 ジャパニーズウイスキーを海外のお客様に説明することは多いですが、アイラウイスキーを海外のお客様に説明することはそこまで多くないかもしれませんね(笑)ですが、厚岸など国内で生産しているウイスキーでもアイラモルトに近しい味わいであったりするので、単語だけでも覚えておいて損はないと思います!

 その他にも限定リリースが多いアードベッグ。気が向いたときに徐々に更新していきますね!

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